歯列矯正・2026.07.08・約7分で読めます

裏側矯正(舌側矯正)の費用と特徴|仕組み・メリット・デメリットを解説

「矯正したいけど、装置が目立つのはどうしても避けたい」とお考えの方に注目されているのが裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)です。この記事では、裏側矯正の仕組みや費用の目安、メリット・デメリット、向いている方の特徴をわかりやすく解説します。治療方針の最終判断は歯科医師が行いますので、気になる点はまず相談してみましょう。

裏側矯正(舌側矯正)とは?

裏側矯正とは、歯の裏側(舌側)にブラケットと呼ばれる小さな装置を一本ずつ取り付け、そこにワイヤーを通して歯並びや噛み合わせを整える治療法です。「舌側矯正」「リンガル矯正」「リンガルブラケット矯正」とも呼ばれています。

歯の表側に装置をつける表側矯正と同じ原理で歯を動かしますが、装置が歯の内側に隠れているため、正面からはほとんど見えないのが最大の特徴です。

裏側矯正の費用相場(目安)

裏側矯正は保険適用外の自費診療となります。費用は医院・症例・治療範囲によって大きく異なりますので、あくまで目安としてご参照ください。

表側のワイヤー矯正の全体矯正費用が一般的に約60〜130万円程度であるのに対し、裏側矯正はそれより高くなる傾向があります。費用が高くなる主な理由は以下のとおりです。

なお、費用の支払い方法には「トータルフィー(総額固定制)」と「処置ごとの都度払い」があります。トータルフィーの場合は治療前に総額が明示されるため、追加費用の心配が少なくなります。どちらの方式かは事前に確認しておきましょう。

裏側矯正のメリット

裏側矯正のデメリット・注意点

裏側矯正が向いている方・向いていない方

向いている方の例

注意が必要な方の例

どの矯正方法が適しているかは症例によって異なります。最終的な治療方針は歯科医師が診断のうえで判断します。

ハーフリンガルという選択肢

費用を抑えながら審美性も確保したい方には「ハーフリンガル矯正」も選択肢の一つです。上顎(笑ったときに目立ちやすい歯列)は裏側矯正、下顎は表側矯正で行う方法で、フルリンガルと比べて費用が抑えられるほか、舌への違和感・発音への影響も軽減されやすい傾向があります。個人差があります。

よくある質問

裏側矯正は保険が使えますか?

原則として保険適用外の自費診療となります。先天的な顎の異常など一部の例外を除き、一般的な歯並び・噛み合わせの矯正治療はすべて自費診療となります。詳しくは歯科医師にご確認ください。

裏側矯正の治療期間はどのくらいですか?

全体矯正の場合、おおよそ1年半〜3年程度が目安とされています。ただし症例の難易度・歯の動きやすさ・通院状況などによって大きく異なります(個人差があります)。治療開始前に担当の歯科医師に確認しましょう。

裏側矯正中の食事や歯磨きはどうすればよいですか?

装置は取り外せないため、食事制限(硬いもの・粘着性の高い食べ物など)が必要な場合があります。歯磨きは裏側が磨きにくいため、タフトブラシや歯間ブラシなどの補助器具を活用し、ていねいにケアすることが大切です。具体的な方法は担当の歯科医師・歯科衛生士に指導を受けてください。

医療費控除は使えますか?

歯列矯正の自費診療であっても、「歯並び・噛み合わせの機能改善を目的とした治療」として医師が認めた場合、医療費控除の対象となる可能性があります。ただし、適用条件や手続きは個々の状況によって異なりますので、税務署や税理士にご確認ください。

裏側矯正の相談は無料でできますか?

多くの矯正歯科では初回カウンセリングを無料または低価格で受け付けています。費用・治療期間・自分の症例に対応できるかなどを、複数の医院で比較検討することをおすすめします。デンティストリーセレクションでは、LINEで気軽にご相談いただくことができます。

まとめ

裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)は、歯の裏側に装置をつけることで矯正中の見た目を目立たなくできる治療法です。審美性や虫歯リスクの低さなどのメリットがある一方で、費用が高くなりやすい点や発音への初期影響など、事前に理解しておきたいデメリットもあります。また、保険適用外の自費診療であることを踏まえ、費用・治療期間・医院の実績などを総合的に比較したうえで判断することが大切です。どの矯正方法が自分の症例に適しているかは、必ず歯科医師の診断を受けてご確認ください。

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